“おならが多い人”は、SIBO(シーボ)かもしれません
- サクマ マサヒロ

- 7月8日
- 読了時間: 2分
✔ 食後にすぐお腹が張る
✔ ガスが溜まりやすい、おならが増えた
✔ 下腹部がゴロゴロ動いて落ち着かない
「食べ過ぎかな?」と思いがちですが、それ、SIBO(小腸内細菌増殖症)のサインかもしれません。
小腸は「栄養を吸収する場所」であり、細菌は少ないのが正常です。
でも腸の動きが鈍くなったり、腸内環境が乱れたりすると、小腸に大腸の細菌が逆流して繁殖してしまうことがあるのです。
その結果、食べ物の発酵が過剰に進み、ガス・膨満感・不快感が発生。
これがSIBOの正体です。
ガスは胃方向に押し戻されてげっぷや逆流、胸焼けとして現れることもあります。
SIBOになりやすい人の特徴
長年の便秘 または 下痢を繰り返している
ストレスや不眠で自律神経が乱れがち
甘い物・発酵食品・炭水化物をよく食べる
抗生物質や胃薬をよく使っていた
小麦・乳製品でお腹が張る
特に、「健康によさそう」と毎日発酵食品や果物をとっていて逆に悪化する人はSIBOの可能性もあります。
SIBO予防のためのセルフケア法
✅1:腸を“空にする時間”をつくる(8〜12時間の食間をあける)
→ 常に何かを食べていると、小腸のクリーニング運動が起きない。
✅2:炭水化物の“質と量”を見直す
→ フルクトース(果糖)・乳糖・発酵性食物繊維を控えめに。
(例:玉ねぎ・にんにく・小麦・りんご・はちみつなど)
✅3:よく噛んでゆっくり食べる
→ 空気を飲み込まない。唾液が消化を助ける。
✅4:まずは「おなら・ガス記録」をつける
→ 自分の腸が反応する食べ物を把握することで、対処の第一歩に。
おならが増えたのは、恥ずかしいことではありません。
でも、腸内で何かが過剰発酵しているサインかもしれません。
「げっぷ=胃だけの問題」と思いがちですが、実は小腸の菌バランス(SIBO)や腸内ガスが関係していることも。
「いつから?何を食べた後?」「食べるスピードや飲み物との関係は?」を知るだけでも、腸が変わり始めますよ。



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