その冷え、実は“腸が冷たい”せいかもしれません
- サクマ マサヒロ

- 7月11日
- 読了時間: 3分
「手足が冷える」
「夏でもお腹だけ冷たい」
「温活してるのに、なかなか温まらない…」
そんなあなたの冷え、実は「血流」や「筋肉」だけでなく、“腸が冷えている”のが原因かもしれません。
え?腸が冷えるってどういうこと?
と思ったあなたは、その理由を知って早速試してみたくなることでしょう。
健康な人の腸内温度は、通常37~39℃程度ですが、この温度帯では消化酵素が活発に働き、腸内細菌が生育できる最適な環境です。
腸が冷えるとどうなるのでしょうか?
腸はとても温度に敏感な臓器です。
腸が冷えることで、次のような不調が起こりやすくなります
✔お腹が張りやすくなる
✔便秘や下痢を繰り返す
✔むくみ、代謝の低下
✔イライラ、不安感
✔肌荒れや吹き出物
なぜなら、腸が冷えると「消化・吸収・排泄」の力や免疫力が低下するからです。
また、腸と脳はつながっているため、冷えがメンタルの不調にもつながるのです。
意外な腸が冷える“NG習慣”
🚫1. 冷たいサラダ or スムージーを朝イチで飲む
→ 体にいいと思っていても、冷え体質の人には逆効果。特に空腹時は要注意。
また、「ヘルシーだから」と生野菜ばかり食べていると、じつはその食べ物の性質自体が“体を冷やす”場合があるんです。
特に「冷たいもの+甘いもの」の組み合わせは、腸にとっては冷え+糖のダブルパンチ!
🚫2. 「湯船につかるけど、飲む水はキンキン」
→ 体の外を温めても、中が冷えていては腸温は上がりません。
🚫3. 冷房と座りっぱなしで腸の血流が滞る
→ オフィスワーク・車移動中心の方は要注意。下半身の血流が低下=腸も冷える。
また、冷たい風に直接当たっていなくても、冷房が効いた室内で長時間座っていると、体の中心(=腸・子宮まわり)がどんどん冷えていきます。
腸の冷えは全身の巡り・体調・メンタルにも影響する“隠れ冷え”です。
今日からできる“腸温活”4選
✅1:朝の白湯+3回深呼吸(内臓スイッチON)
→ 内臓をやさしく起こす習慣。胃腸が動き出す。体温が1℃上がると免疫力は一時的に5~6倍にもUP!
✅2:ランチには温野菜を1品プラス
→ 冷たい生野菜を温野菜にチェンジするだけで、消化の負担を減らし腸を守れます。
✅3:腹巻きや薄手のインナーなどで冷え予防
→ 夏でも内臓だけは“守る”意識を持とう。
✅4:おへそ周りを“のの字マッサージ”などで血流アップ
→ 便秘・ガス溜まり・冷え改善に。
「冷え=手足」だけじゃなく、腸や内臓が冷えて動けなくなっていることもあるんです。
腸が冷えて動かなくなると、ガス・便秘・自律神経トラブルにもなります。
最近、「なんとなくお腹が張る・ゆるむ・ゴロゴロ音がする」「疲れやすく、下半身がむくみやすい」そんな方は、お腹の内側から冷えているサインかもしれません。



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